ドラマ『美食探偵』1話〜最終回全話視聴率＆ネタバレあらすじ感想まとめ

そんな明智五郎がいつも食べるランチは路上販売しているお弁当。そのお弁当を作るのが小柴風花扮する小林苺。苺はいつの間にか明智五郎に依頼される事件に巻き込まれていきます。

第1話は明智五郎に旦那の浮気調査の依頼を受けることから始まります。

依頼主の主婦（小池栄子）は表情がなく、声も小さい。専業主婦としての人生を送っていたから仕方ないのかもしれません。

「旦那は毎日洋服の匂いが違う。」と依頼主から聞き、調査に乗り出します。

明智は旦那の浮気と疑われる現場をすぐに見つけ、結果を依頼主に写真で報告し、任務は完了したかに思えたのでしたが。。。

明智は帰ってテレビのニュースで殺人事件が流れているのを見ました。

そして、その殺人事件の現場は先ほど報告した依頼主の旦那が浮気をしていたであろうアパートでした。そして旦那が殺されたことを知ります。

明智は依頼主に報告をする際に、「自分を解放してもいいのではないか。」

と言ったことが引き金になって、依頼主の殺人を起こしてしまったと思い、依頼主のスマートフォンへ電話し、ディナーを一緒にする約束をしました。

明智は到着した時の依頼主の変貌ぶりに驚かされるも、二人のディナーは始まます。

依頼主は言ったのでした。

「夫婦は歳を重ねればSEXはしなくなるが、食事はずっとするものだ。」晩御飯はいつも同じものを作らさせられていたのに、その浮気相手の家で様々な料理を食べているのが許せなかったから、と動機を語るのでした。

そして、依頼主の主婦は目の前でがけへと落ちていくのでした。

そして次の殺人事件が明智のいたホテルで起き、事件解明に向けて動き出します。そこでホテルの宿泊者リストからその殺人事件の主犯が誰であるのか、分かります。

先日、依頼主の家にあった写真がポストに届けられていて、送り主は「マグダラのマリア」と書いてあったのを明智は思い出します。

そして明智の見るホテルの宿泊者リストに「マグダラのマリア」を見つけたのでした。

ホテルマンから、〈Mary Magdalene〉は日本人だったと証言を得た明智は、〈マグダラのマリア〉ではないかと確信を深めます。明智は、苺をホテルウーマンに扮装させて、ルームサービスのフレンチトーストを彼女に運ばせました。

それを食す明智。柔らかい食感から、〈シアン化合物をフレンチトーストに混入させても吐き出してしまう･･･〉〈自殺か？メニューに無いものを食べたのか？〉と頭を抱えます。そんな中、刑事の上遠野から、被害者の胃の内容物に林檎が含まれていることを知りました。ホテルの朝メニューに、林檎はありません。〈どうやって食べたのか？〉とまたもや悩んでしまいます。

明智は、ホテルの支配人から連絡が行った母親の寿々栄と食事をすることになります。彼は、苺とともに実家へ帰りました。探偵は仕事じゃないという母親の言葉に気分を害する明智。激高して家を出ようとした彼は、苺が熱い料理に悶絶する様子を目にします。

〈マグダラのマリアは、林檎ジャムに毒を混ぜたに違いない･･･。熱ければ、シアン化合物の強烈な味や痛みを消すことが出来る･･･〉そう考えた明智は、刑事の上遠野から被害者の沢田剛が青森出身だったこと、彼の部屋から恋人の茜の写真が出てきたことを知らされました。

茜の実家が林檎農園だったことから、明智と林檎は、桃子の運転で青森に飛びました。茜は自身が作った林檎ジャムを〈マグダラのマリア〉に渡したことを認めます。そして、剛の浮気相手のエリだけが毒入りジャムを食べると思った･･･と茜は涙を流しました。

【感想】
自分の恋人が浮気したら、殺意は芽生えると思います。だから、茜が恋人の浮気相手の女性を憎む気持ちは理解できます。さらに、〈マグダラのマリア〉が直接手を下して、自分が殺さなくも良い状況にあったら、どうするだろうか･･･と考えさせられました。