Googleマップが突如、変化したという報告が相次いでいるようです。
家が道路にはみ出していたり、線路が消えていたりと各地で変化が報告されており使えないのでは?という心配の声が上がっています。
そこで、
- Googleマップが変化したのはなぜ?
- Googleマップとゼンリンとの契約解除で地図に変化が出た?
- Googleマップでおかしいと報告が出ている箇所のまとめ
- Googleマップからゼンリン契約解除で代わりに使えるアプリ
- Googleマップからゼンリン撤退でユーザーの声
などについてまとめていきます!
Contents
Googleマップが変化したのはなぜ?
公式からの発表はありませんが、Googleマップの右下の表示からゼンリンという文字が消えております。
ゼンリンの文字削除と地図の表示が変化したため、ゼンリンとの契約が解除されて地図のデータが変わったのではないかと考えられます。
ゼンリンとは?
株式会社ゼンリンとは、日本国内では最大手の地図情報会社です。日本各地の地図情報の調査・制作・販売を行っている日本では最も有名な会社ですね。
日本国内で4社存在するデジタル地図調製業者のうちの1社でもあります。
これまでGoogleマップはベースとなる地図の情報はゼンリンのものを使用しており、そこにGoogleの技術と情報を付け加えてサービスとして提供していたということですね。
それが、ベースの情報を自社のものに変更したため、ゼンリンのデータにはあったものでもGoogleマップが持っている情報にはないものや間違っているものなどが指摘されています。
株式会社ゼンリンはGoogleとの契約解除が原因とみられる株価の暴落が起きていますね。それほど、大きな影響を与えるものだということですね。
オフラインマップなど新サービスのため
ゼンリンとの契約解除の理由は明らかにされていませんが、理由の一つとしてはオフラインマップが使用可能になることも挙げられるのではないかと言われています。
通常、Googleマップのナビはネットに繋がっていないと地図が見れません。しかし、事前にダウンロードすることで、ネットなどの通信環境でなくともマップが見れるというサービスです。
これは便利ですよね。
Googleマップとゼンリンとの契約解除で地図に変化が出た?
GoogleMap(PC)版で右下のクレジットから(C)Zenrin が消え(C)Googleになっているので、ゼンリン社との関係が無いというtweetを多く見かけますが、オフィシャル発表は無く、権利帰属関連には、ガッツリ記載があります。
もしかして不具合の可能性もあるので、問合せ中ですhttps://t.co/t8E41J3PwG
— Jun KOBAYASHI (@JUNKOBAYASHIHoS) 2019年3月21日
「一方、ゼンリンは新たな提携パートナーを見つけたようだ。20日(現地時間)、Webサイトやアプリ向けに地図サービスを提供する米Mapboxは、ゼンリンと提携して日本の地図データを強化したと発表した。」 | 「Googleマップが劣化した」不満の声が相次ぐ https://t.co/iZw4DW2TnN
— Kenzi NOIKE (求職中) (@knoike) 2019年3月21日
パッと見で大きく変化しているようには見えませんが、細かなところでの違いがあるようです。大多数に影響がなくとも、その違いが多大な影響になる人もいるので色々な声が上がり始めています。
Googleマップでおかしいと報告が出ている箇所のまとめ
バス停の表示関係の表示
Googleマップがゼンリンとの契約を解除した件、都市部はさほどでもないな~とか思ってたらとんでもない。バス停の表示が根こそぎ消えてるぞ…
— みかんねこ (@96pen) 2019年3月21日
はーーーー、新しいGoogleマップ、バス停マーク消えてるじゃん!!
— さたけ❎ _ (@satake_take) 2019年3月21日
バス停の表示が消えていたり、運行スケジュールに間違いがあるなど一部情報の混乱が見られるようですね。
線路や駅関係の表示
災害等により長期不通となってる路線がGoogleマップから削除されています。
日高本線、大船渡線、気仙沼線、常磐線、豊肥本線が対象のようです。なお、日田彦山線、只見線、根室本線は残っています。 pic.twitter.com/K4JRibreGm— さとたか(次は三陸鉄道) (@sato__taka) 2019年3月21日
Googleマップ、日高本線の鵡川以東が勝手に消されて(廃止されて)いる…
駅だけは残されているが… pic.twitter.com/EcdqBjc2QI— t-tenpoku (@saro61D) 2019年3月21日
JR日高本線の鵡川~様似間、Googleマップ上では廃止されたことになっています。 pic.twitter.com/X0WzY4vpqH
— Koji Suda@ひろしプロジェクトの中の人 (@Hiroshi_project) 2019年3月21日
新しいGoogleマップやはりこれが最大の問題で、原発事故で運休してる区間の路線を「存在してない」ことにしているんですよね。被災者の感情というものを考えてほしかったですね。 pic.twitter.com/Vg807oZMf4
— 小池陸@ネパール垢 (@ssig33) 2019年3月21日
Googleマップ新仕様。新幹線の数の暴力(※北陸は不参加)によってその存在がすっかり埋もれてしまった埼京線。 pic.twitter.com/d4VtFqutWY
— koko110 (@koko_110) 2019年3月21日
これは優先順位の問題かもしれませんが、都心部ではないところで線路の表示が無くなっていたり運行していないことになっているものもあるようです。
その他の表示
日本のgoogleマップから背景地図としてのバス停表示が消えたように見える。
(経路探索した場合には表示される事業者のバス停もあるが、往路・復路の停留所位置がまとめられていることも)
左=googleマップ 右=Yahoo!地図
個人的にはかなりの改悪と感じるので元に戻してほしい。。。 pic.twitter.com/44tYWRODNV— yukai3chome (@yukai3chome) 2019年3月21日
グーグルマップ、大幅な変更が入ったみたい
かなり分かりやすくなったので助かります
・高速番号表記
・自動車専用道路が高速道路扱いに
・「IC」省略されない
・有料道路が一般道路扱いに
・県道路線名表記
・JR貨物線は私鉄線と同じラインに
・一部の鉄道線を愛称表記
・森林が緑色に#Googleマップ pic.twitter.com/imEyVvAfCm— Mie Unagi (@3e_unagi) 2019年3月21日
Googleマップが劣化したらしいと聞いて、近所の地図見たら、山影が湖になってたw pic.twitter.com/B237RUOpPA
— りん (@rin_kawakoubou) 2019年3月22日
ゼンリンが切られて新しくなったGoogleマップ、航空写真で山の陰になってる部分を誤認識して謎の湖ができてる。(5chスレより) https://t.co/uuBHrljkGk pic.twitter.com/ryJAlQt1FE
— Umeboshi (@UmeboshiGohan) 2019年3月22日
Googleマップが劣化したと聞いて実家の地図見たら、お隣さんの庭が道路になってたw確かに通れるように見えるけど「庭」ですwww pic.twitter.com/a4zyuED18s
— オオキ (@F5N33keV3C1Jnib) 2019年3月22日
Googleマップ、国分寺の境内とかバロー前のセカンドストリートの駐車場が道になってて草生える pic.twitter.com/BulNpXN8jQ
— りょう神山市民 (@Ryo_R158) 2019年3月21日
ゼンリンから離れた話題のGoogleマップだけど、とりあえずうちの近所の話をしますと
・我が家の私有地が一部道路になってる
・駐車場が軒並み道路になって存在しない県道が出来てる
・繋がってる道路が切れてる
・とにかく駐車場が道路にされてる pic.twitter.com/GARIS3tstK— 格安断捨離™ (@petun01a) 2019年3月21日
#Googleマップ が新しくなりましたが、高架下の通路が無くなってる……ストリートビューでは移動出来るのに、経路探索で無視されて遠回りさせられるのが謎いhttps://t.co/iqoaSMGxry pic.twitter.com/QvUVqedFL9
— chirorin (@chirorin1980) 2019年3月21日
フリーアンケート#ゼンリン が撤退したことで #Googleマップ が扱いにくいと思いましたか?
※このアンケートはRTやいいねが多いほど目立ちます— Silver15@FOCUS (@Freeword07) 2019年3月21日
現時点での多くの方々からの検証結果を踏まえると新Google Mapsは
* 道路データ: Google オリジナル(画像自動トレースとSteetViewログ、プローブデータの組み合わせ?)と一部DRM
* 道路規制属性: トヨタマップマスター
* 建物データ:… https://t.co/tpaCQrvi31— Taichi (@mapconcierge) 2019年3月21日
Googleマップご利用の方は注意してください。
・細い道は消えてるかも。
・バス停は無くなってる。
・ナビの案内時間が一部狂ってる。(町田周辺で)
・Android端末を持って、裏道を歩くと道路扱いになる※すごいhttps://t.co/P4eFTtLDX7— カミアプ(エゴサの鬼) (@gessori2) 2019年3月22日
細かいところで修正が必要な箇所の問題点が多いようですね。これから人を使って足で修正していく必要があるような内容ばかりなので、その辺はもう割り切っていてやらないのか?
もしくは、費用と手間をかけてでも修正に尽力するのか、その点には注目ですね。
Googleマップからゼンリン契約解除で代わりに使えるアプリ
iOSの標準マップとGoogleマップとYahoo!マップでゼンリンの地図データが使えるのはYahoo!マップだけ。地図アプリの一強時代が終わったということかな。
— 後藤裕文 (@gohi62) 2019年3月21日
スマートフォンで使用する地図アプリで有名なものといえば、
- Googleマップ
- iPhoneに入っている地図アプリ
- Yahoo!マップ
これらが挙げられます。
用途やユーザー層によって多少の違いがありますが、これまではGoogleマップがシェアのトップを占めていました。
しかし、今回の変更で他の地図アプリを使ってみたいと思う人も出てくるでしょう。
そのため、代わりに使える地図アプリの特徴を簡単にまとめます。
Yahoo!マップ
カーナビ代わりに使用する人からの評価が高いようです!
ゼンリンの地図がベースデータとして使われており、今までGoogleマップを使用していた人は一番無理なく移行できるのではないでしょうか?
- オービスの位置を通知
- 渋滞の情報、避けるルート提案などが便利
- 雨雲レーダーも観れる
機能が多機能でちょっと難しいと感じる人もいるようです。
運転中にカーナビ代わりに使う人にはおすすめですね。
Apple純正地図アプリ
シンプルでわかりやすい!
とにかくシンプルで使いやすいという声が多いです。
変な機能がついておらず、ルート検索では徒歩、電車やバス、乗り換え時間などが一目でわかりやすい。などバランスが良い印象ですね。
その反面、カーナビとしては表示速度や位置情報が正確ではないという声も見られました。
とにかくシンプルに使いたい人にはオススメですね。
NAVITIMEアプリ
元は乗換え案内のサービスからスタートしているので、電車の乗換えに関わるルート検索では満足度が高いです。
電車の車両番号や出口まで、所要時間と共に最短ルートを教えてくれます。
しかし、すべての機能を使用するためには有料となり、無料で使える機能は一部制限があります。
出張などで色々なところへ行く人や電車に良く乗る人にはオススメですね。
Googleマップの代わりに使える地図アプリまとめ
どのようなシチュエーションで地図アプリを使うことが多いのか?でお勧めできるアプリは変わってきますね。
Googleマップ特有のサービスである、ストリートビューやピンを挿して自分オリジナルのマップを作成できる機能などに変わるサービスはありません。
そのため、GoogleのIDと連動させて使っている人はGoogleマップ一択になるでしょう。それでも、大きな問題点はGoogleが徐々に修正していくと思いますけどね。
Googleマップからゼンリン撤退でユーザーの声

Googleマップ変化で悪くなったという声
これまじだ。昨日まで見れてた林道がごっそりGoogleマップだと見れなくなってる。
超困る… https://t.co/pewZW6NQ2Y— ろく (@roku572) 2019年3月21日
Googleマップがゴミになったのは分かったから代わりに何使えばええかおしえてくんろ
— リヴァーブリッジ (@xxfiness) 2019年3月22日
更新後のGoogleマップ見てたけどBRT専用線が車のナビで案内されるのはマズいよな pic.twitter.com/LPhy0C0ms7
— 特急いそかぜ 行くぜ!東北☆ミ (@ltdexp_isokaze) 2019年3月22日
まだまだ修正が必要な箇所は多そうですね。細かなところまで全て対応するとなると、かなりの尽力が必要かと思われますが、そこまでやってくれるのでしょうか?
Googleマップ変化で良くなったという声も
うお、ほんとだ。Googleマップ、地図データが新しくなった。うちの玄関前の道路が消えて、代わりに、ゼンリン地図に載ってない林道が全部追加されてる。。
— やまねこ⚙楢ノ木技研 (@felis_silv) 2019年3月21日
うちの界隈は、圧倒的に良くなったね。っていうか、ゼンリンの地図、何故かこの界隈、載ってない道路多かった。。
— やまねこ⚙楢ノ木技研 (@felis_silv) 2019年3月21日
新しいGoogleマップ!!
新潟バイパス(新潟東西道路)のIC名が表示されるようになった!
これでかなり便利になるはず。 pic.twitter.com/GLbMXKjeWe— 新潟都市再生 / ryutoXVv2jh (@ryuto_niigata) 2019年3月21日
Googleマップ、高速道路ナンバリングに対応してる pic.twitter.com/O3dGbBzvw6
— いわたび (@expwy_sign) 2019年3月20日
Googleマップの精度が落ちたとか言われてるけど、むしろ情報量を犠牲にした代わりに精度が上がった感じがする。
航空写真をもとにしたのか、道路表示のずれがほとんど無くなった。
以前は水田突入ルートとかあったのが無くなってるし。— J.N.nhtht (@NhthtJ) 2019年3月22日
でも代わりに導入の無料オフラインマップは絶対便利だろ。今完全にGoogleが悪者だけど、ユーザビリティのために契約切ってまで導入、今後の問題は「テクノロジー」で解決・無料継続していくって見方によっては美談だ。 / “「Googleマップが劣化した」不満の声が相次ぐ ゼ…” https://t.co/6e2Zz0oxht
— スキピオ(2019 Early) (@scipio) 2019年3月22日
Googleマップの変化を見てみると、将来性を見据えたものとなっています。そのため、ユーザビリティ重視というGoogleの信念は変わらないように感じますね。
もともと、地図アプリはここ数年で一気に発達してきた技術ですし、これからもどんどん便利になっていくでしょうね。
Googleマップがゼンリン契約解除で劣化報告多数!変化前と後の比較や代わりに使える地図アプリまとめ

変更直後なので、まだまだユーザの不満点は出てくるでしょうし修正が必要なものも多くでてくるでしょうね。
しかし、Googleマップはこれまでも改善を重ねてきてユーザビリティを高めてきたサービスですからこのまま終わることはないでしょう。不満が多い点に関しては、改善されるはずです。
オフラインマップやAR機能など、これからもますます利便性を追求してくれることでしょう。
読んで頂きありがとうございました。