Contents
- ドラマ『MIU404』見逃し&動画無料視聴
- ドラマ『MIU404』番組情報
- ドラマ『MIU404』1話〜全話あらすじ
- ドラマ『MIU404(ミュウ)』第1話のネタバレあらすじ
- ドラマ『MIU404(ミュウ)』第2話のネタバレあらすじ
- ドラマ『MIU404(ミュウ)』第3話のネタバレあらすじ
- ドラマ『MIU404(ミュウ)』第4話のネタバレあらすじ
- ドラマ『MIU404(ミュウ)』第5話のネタバレあらすじ
- ドラマ『MIU404(ミュウ)』第6話のネタバレあらすじ
- ドラマ『MIU404(ミュウ)』第7話のネタバレあらすじ
- ドラマ『MIU404(ミュウ)』第8話のネタバレあらすじ
- ドラマ『MIU404(ミュウ)』第9話のネタバレあらすじ
- ドラマ『MIU404(ミュウ)』第10話のネタバレあらすじ
- ドラマ『MIU404(ミュウ)』最終回第11話のネタバレあらすじ
- ドラマ『MIU404』視聴者期待の声
- ドラマ『MIU404』1話〜全話視聴率
ドラマ『MIU404』見逃し&動画無料視聴
ドラマ『MIU404』番組情報
ドラマ名 | MIU404(ミュウ ヨンマルヨン) |
放送日 | 2020年4月スタート 毎週金曜日 夜10:00~ |
主演 | 綾野剛/星野源 |
スタッフ | 脚本:野木亜紀子 プロデューサー:新井順子 演出:塚原あゆ子/竹村謙太郎 |
原作 | オリジナル |
公式サイト | HP・Twitter・Instagram |
キャスト
- 伊吹藍(いぶきあい)役/ 綾野 剛
- 志摩一未(しまかずみ)役/ 星野 源
- 九重世人(ここのえよひと)役/ 岡田健史
- 陣馬耕平(じんばこうへい)役/ 橋本じゅん
- 桔梗ゆづる(ききょうゆづる)役/ 麻生久美子
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ドラマ『MIU404』1話〜全話あらすじ
ドラマ『MIU404(ミュウ)』第1話のネタバレあらすじ
いよいよ始動
車の中で身支度を整える志摩一未(星野源)、そして車内のニュースでは警視庁の働き方改革について報じられています。
機動隊も24時間勤務が3日に1回から4日に1回となり、増員したことを発表していました。
警視庁では桔梗ゆづる(麻生久美子)が、刑事部トップの我孫子豆治(生瀬勝久)に人員不足はおかしいと訴えながら廊下を歩いています。
第4機動捜査隊の承認はおりたものの、メンバーへの条件がありました。
桔梗隊長の運転手をしている志摩は、ネクタイをきちんと締めるようになど注意を受けます。
そして記者会見での反応を報告すると「暇なの?」と一蹴されてしまいました。
志摩は自分が運転手であることに不満を持っていますが、第4機動捜査隊が承認されたと聞き従います。
新しい隊員
志摩がバディを組む予定だったのはベテラン隊員の陣馬耕平(橋本じゅん)だったが、条件として出された新人隊員の九重世人(岡田健史)が陣馬と組むことになったと桔梗は話します。
九重は幹部の息子であるため、ベテランと組ませたほうが良いと判断したのです。
志摩の相棒については、何も書かれておらず・・・・1人心当たりがある様子ですが、なんだか意味深です。
志摩は新しいバディの伊吹藍(綾野剛)について聞いて回りますが、あまり良い評判はありません。
2人は駐車場で挨拶を交わし、伊吹の運転で出発します。
危険運転
高速道路を走行中、後ろの車が近距離で走っていることに気づきます。機捜としてどうするのか尋ねる伊吹に「無視です」と志摩は答えます。
しかし後ろの煽り運転は止まらず、追い抜こうとする後ろの車に対し伊吹は邪魔をします。
すると走行車線から追い抜こうとしたため、違反としてサイレンを鳴らし止まるように警告しました。
しかし車は止まらずスピードを上げ、歩行者が驚いて転んでしまいました。すると伊吹の怒りのスイッチが入り車の前に入り込んで停止させました。
降りて窓を叩き声をかける伊吹。志摩は歩行者の元へ駆け寄り、声をかけました。
転倒してしまった女性はおもちゃのステッキを探している様子です。
伊吹は運転していた男と言い合いになってしまい、志摩もそちらに向かいます。
警察には2人の言い合いにより通報が続き、警察官が集まってきてしまいました。
たまたま車間が近くなってしまっただけと言い訳をする男ですが、ドライブレコーダーを確認しようと提案されると、観念した様子です。
女性の行方は・・・
男との件が落ち着いたところで、2人は転倒した女性を思い出します。
女性の姿はなく、そこにはおもちゃの杖が落ちていました。それを警察署に届けるようにと伊吹に志摩が伝えます。
伊吹が危険運転の男に道を譲っていれば、女性は転倒せず落し物もなかったのだと話します。
あまり響いていない様子の伊吹に志摩は不満そうです・・・
初動調査
陣馬と志摩はうどんを作っています。伊吹の不満を話しますが、伊吹に機捜の適性があるかは志摩が判断するようにと伝えます。
うどんを4人で食べようとしたその時、事件が発生し出動します。路上で暴行事件です。
現地でシャッター音のような音が聞こえた気がした伊吹ですが、誰もいません。
小さな女の子が交番で「おばあちゃん、いなくなっちゃった・・・」と話しています。
志摩と伊吹は事件現場周辺で聞き込み調査をしています。4人で情報共有しますが、伊吹はメモを全く書いていませんでした。
記憶のみを頼りにする伊吹に、記憶は自分の考えで曲がってしまうと伝える志摩。
そして伊吹のフードの中に仕込んでいたレコーダーを取り出します。聞き込みの前に志摩が仕込んでいたものでした。
「俺は自分も他人も信用しない」と志摩は伝えます。
今回の被害者はなんと!
鍵と携帯のみを持って入店していた被害者、また犯人が被害者のポケットから小さいものを抜き取り走り去ったことから、車で来ていて犯人は車の鍵を持っていったと推理する志摩。
近隣のパーキングは1か所の為、そこへ伊吹と向かいます。凶器の看板はパーキングから持っていったものでした。
すると以前注意した煽り運転の車を発見します。鍵が開いていて、中をチェックすると血痕助手席に残っていました。
被害者は煽り運転の男だったのです。そして車内からドライブレコーダーから無くなっていました。
防犯カメラを確認すると、被害者の後をつけている白い車がありました。
そして機捜の車のドライブレコーダーで、煽り運転の後ろにその白い車が走っていることに気付きました。
そこまで報告すると、そこで機捜の仕事は終了となります。伊吹は逮捕まで出来ない機捜の仕事に不満を漏らします。
伊吹の直感
仕事を終え車で戻ろうとすると、無線で行方不明女性の情報が入ります。煽り運転で転倒してしまった女性です。
交番に行った少女の話によると、女性と一緒に買い物へ行ったのだが歩きたくないと駄々をこね、祖母の女性が1人でおもちゃを買いに行ったのでした。
その場で少女は待っていたのですが、女性は帰ってこなかったそうです。
心配する少女を見て、伊吹と志摩は女性の捜索を始めます。
女性の足取りを追いますが、閉店してしまったお店もあり途絶えてしまいました。
暴行事件の犯人と同じ車種の車が横を通ると、伊吹は「犯人じゃない?」と言い出します。
ナンバーも違うため、それはないと制する志摩。しかし伊吹はそんな感じがしたと不満そうです。
暴行事件の犯人の車
桔梗隊長はある報告を受けます。あるユーチューバーが昼間の煽り運転での言い合いの動画をあげていました。
その中で「4機捜だ」と話す伊吹について、警察署は1〜3までの機捜しかないはずだとユーチューバーは言います。
そして4機捜は国家秘密の機捜ではないかと言い出すのです。
実際は4機捜はヘルプ部隊であり、仮のチーム、名称であるだけでした。
そして暴行事件の犯人の車ナンバーは偽造であることが分かりました。その車は様々なナンバーを変えながら煽り運転をしていました。
そして執拗に追いかけ車に傷をつけたりまでしているのです。
伊吹はやはりさっき見かけた車が犯人のものではないかと言うのですが、感覚でしかなく伝わりません。
しかしそこで、エンジン音が同じであることに伊吹は気づくのです。
犯人に近づけるのか?
おもちゃ屋の前で見かけた車を緊急配備しようとする伊吹ですが、絶対的確証がないだけで出来ないと志摩は怒鳴りつけます。
しかしテンションを上げる志摩。緊急配備は無理だが、4人だけで捜査することになります。
4人は様々なお店の防犯カメラ映像を収集します。そしてそれをスパイと呼んでいる人に渡し行方不明の女性と共に解析をお願いしました。
伊吹は以前、犯人を殴り拳銃まで出してしまったことを話します。
その頃、橋の上では犯人が偽造ナンバープレートを川に投げ捨てていました。
ついに発見!
翌朝、陣馬・九重チームと伊吹・志摩チームは同時に白い同じ車種の車を発見し追います。
それぞれナンバー解析にて偽造かどうかを確認します。どちらも偽造ではありませんでした。
しかしスパイから防犯カメラ映像を解析すると、ある会社に戻っており、そこでは社用車としてその車を登録していることが分かりました。
まさに陣馬が話しかけている車のナンバーが犯人の車だと分かりましたが、急発進して逃げてしまいます。
急いで追いかける陣馬、そして志摩たちも向かいます。途中で犯人の車を発見し追いかける志摩は、猛スピードで走ります。
それでも止まらない犯人、目の前には横断歩道があり青信号で歩行者が渡ります。
このままでは歩行者にぶつかると判断した志摩は、犯人車の前に車を走らせ強行突破で止めに入ります。
大きく横転してしまったパトカーですが、犯人の車は逃走してしまいました。
そこでパトカーから出た伊吹は走って犯人の車を追いかけ、体当たりします。
車から降りて逃げる犯人を追う伊吹。倉庫に逃げ込んだ犯人に声をかけながら中に入っていきます。
凶器を投げてくる犯人に怒りを覚えた伊吹は、後ろから犯人を捕まえ手を挙げるよう指示します。
そこに到着した志摩に、「殺しちゃっていいよね」と言う伊吹。急いで止めようとする島でしたが、伊吹が持っているのはおもちゃのスティックでした。
志摩は伊吹を殴り、犯人を確保します。伊吹は前に座り「良かったな、誰かを殺す前に捕まって」と犯人に言いました。
伊吹はどうなるのか
無事に犯人が捕まり、行方不明だった女性も発見されました。
しかし隊長から1日で車が廃車になったことについて、説明を求められ、次はないと強く言われます。
報告の後、志摩に残るように伝えた桔梗隊長。伊吹について、適性がないなら外すけど?と言いますが、「うーん」と志摩は考えます。
無事に戻っておもちゃを孫に渡せた女性は、孫と嬉しそうに歩いています。
そんな姿を笑顔で見つめる伊吹は「機捜っていいな。誰かが最悪の状況になる前に止められる。超いい仕事じゃーん」と笑顔で言います。
隊長に対し「ひとまず、保留でお願いします。ひとまず・・・」と志摩は伝えていました。
ドラマ『MIU404(ミュウ)』第2話のネタバレあらすじ
追い出された第4機捜チーム
第4機捜の志摩(星野源)と伊吹(綾野剛)は、メロンパンの販売車に乗っていました。張り込みに使っていた警察車両です。
他のチームの非番の時に車を貸して欲しいと伊吹は隊長の桔梗(麻生久美子)に訴えますが、前回の事件で廃車にしてしまった2人には貸してくれないと言います。
また第4機捜は本部の一室からも追い出されてしまいました。窓から陣馬(橋本じゅん)がうどんの湯切りをしたせいです。
そんな状況に陣馬のバディである九重(岡田健史)は不服そうです。
まさか犯人?!
メロンパンの車に乗っている志摩と伊吹。運転している伊吹は隣の車に話しかけます。「めっちゃ目があうんだもん」と伊吹。
ふと気付くと、どうやらその後部座席の女性は何やら訴えている様子です。そして発進と同時に、後ろからその女性の首元を掴んでいるのが見えました。
そこで無線が入り、2人が走っている近くの現場で殺人事件が発生していることを知ります。犯人の着衣は黄緑色のパーカーと情報が入ります。
先ほど見た隣の車で背後から首元を掴んでいる袖が黄緑色だったこと、運転手と後部座席の女性の様子がおかしかったことで犯人が乗っていると伊吹は言い出します。
袖の色だけで判断するのか?と疑問を持つ志摩でしたが、無線で桔梗にその車の追尾許可を求めました。
追跡している男性は一体、何者なのか
第一発見者の証言により、犯人は被害者の会社の社員で運転免許を持っていないことがわかりました。
現場検証した陣馬は、あちこち血痕が付着しているにも関わらず入り口ドアの取っては血痕が付いていないことに気づきます。
それを聞き、第一発見者は刺すところは見ていないので、犯人は別にいるのでは?と九重は言いました。しかし陣馬は鑑識に任せようと言います。
犯人が乗っていると思われる車を追跡中の伊吹と志摩。安全に対処しようとしますが、前で検問が行われていました。
余計なことを話すなと容疑者の男性は後部座席で眠ったふりをしていました。男性は自分の息子だと伝えて検問を通過しました。
それでも怪しむ伊吹と志摩はさらに追跡します。
志摩の過去・・・
聞き込みをしている陣馬と九重。袖の色を見ただけで追跡するなど無駄な行為だと九重は言います。
そんな伊吹に付き合う志摩について、優秀だったのに捜査一課で失敗したことを陣馬に尋ねました。相棒を殺したと・・・
伊吹は自分が前の車に乗っているのは犯人だ、と言ったことについて志摩が信じてくれているのか聞くと、志摩は信じていない。さっきの警官のことも信じていない。と答えます。
自分以外は信じないというスタンスの志摩に対し、伊吹は自分の過去について話し出します。
昔から職務質問をされたり、学校で何か失くなると伊吹じゃないか?と先生に疑われてきた日々。
そのうち言い訳するのも面倒になり、信じてくれないならいいや、その代わり誰も信じないと思ったと。でもたった1人だけ信じてくれた人がいたのだと笑いながら話します。
容疑者との絆
陣馬から志摩に電話が入り、容疑者を乗せている運転手は確かに息子がいたが中3の時に自殺していると伝えます。そしてこの日が命日でした。
車内でその事を容疑者の男性に話し、「本当に人を殺したの?」と聞きます。すると男は首を振りました。普通に出社して話していただけなのだと。
「信じる」容疑者を乗せている夫婦はそう伝えました。
志摩は突然車から出て、容疑者を乗せてる車のドアをノックします。バックドアから中のものがはみ出していると伝え、締め直して後部座席の男の顔を確認します。
締め直した際に、車内にボイスレコーダーを置いてきていた志摩は、その音声を携帯で確認することに。
そして仏花が包まれている紙の店名も確認し、陣馬に電話で伝えます。
殺人事件の真実?!
ボイスレコーダーから容疑者の男の話が聞こえます。父親に反抗して家を出て、バイトで凌いでいた時に偶然中学の同級生の岸に会い、今の会社を紹介してもらったと。
そのお陰で人間らしい生活が出来て、感謝していると。しかし被害者の専務はパワハラがひどく、岸が専務を殴ってクビになったのでした。
本部では岸を調べあげ、実家に帰ると言っていたこと、実家は山梨で容疑者の車も山梨に向かっていることを知ります。
専務を殺害したのは岸なのか?どちらにせよ、容疑者の男は犯人ではないと夫婦も伊吹も信じます。
疑うのが仕事だと言う志摩に対し、それは誰が決めたんだ、1人くらい彼を信じる刑事がいてもいいだろうと伊吹は反論します。
夫婦が花屋に行った際に容疑者の男が脅して乗り込む姿が映っていました。
夫婦と自殺した息子の過去
夫婦の車はサービスエリアに停まり、凶器で脅しながら3人で車から降りてきました。伊吹は万が一を考え確保の許可を申請します。
脅しながら不安そうな容疑者の男に対し、夫婦は最後まで付き合うから心配するな。と約束します。そして3人で腕を組んで笑顔で歩いていました。
容疑者を信じる夫婦を不思議がっていると、自殺した息子について語り出します。
中3の頃、学校で友達の財布が盗まれて息子が疑われ、反抗期だった息子の話も聞かずに父親が怒鳴って頭を下げさせたのです。
しかし亡くなってから無実だったことを知り、信じてあげられなかったことを後悔していたのでした。
そして息子がどうして自殺を選んでしまったのか分からないのです。戻れるなら息子を信じる、そう言って涙します。
逃す夫婦、逃げる容疑者
容疑者が男性の背中にそっと手を置こうとした時、伊吹が声をかけます。きちんと話を聞くから出頭しろと。
身体を取り押さえると、伊吹の背後から男性が伊吹を押さえつけ「逃げろ!無実を証明しろ!」と容疑者に伝えるのです。
さらに志摩を女性が押さえつけ、同じく逃げるように指示します。そうして容疑者は走って逃げてしまいました。
夫婦は人質ではなく同意の上で一緒にいた、彼は無実なのだと訴えます。
本当の真実
まだ東京にいた岸を発見しますが、女性の家にいて殺人とは無関係だと分かりました。
そこで志摩は夫婦にどうして山梨に向かっていたのか問いただします。岸に自首をすすめるためだと話す夫婦ですが、それは違っていたのです。
人は信じたいものを信じるのだ。犯人自身も犯行を信じたくないのだと・・・
容疑者は自殺してしまうかもしれない!そう強く志摩は言います。すると容疑者がホームセンターに向かっていたと夫婦は伝えました。
容疑者の男は包丁を盗み、実家に向かいました。そこに岸から電話が入り自首を勧められます。
すると容疑者の男は父親について語りだします。怒られた時はいつも反省文を書かされ、自分が悪くても絶対謝ならなかった父親。その父親と被害者の専務がカブったのです。
こうなったのも全部父親のせいだと分からせるために実家に行ったのでした。しかし父親は2年前に交通事故で亡くなっていました。実家には誰もいなかったのです。
専務から父親と同じように咎められ、咄嗟に刺し殺してしまった容疑者の男は、水で手を洗い呆然としていたため入り口のドアは血痕が付着しなかったのでした。
父親の死を知り、まだ一度も謝ってもらっていないと怒る容疑者の男。
相手がどんなクズでも殺しちゃ駄目だと伊吹は伝え、「無実でいて欲しかったな」と呟きます。そして志摩は伊吹に手錠をかけさせるのです。
一緒にいた夫婦は容疑者の男に最後まで付き合えなくてごめん、またいつか3人でドライブしよう、ごめんね。と伝え、男は深々と頭を下げました。
人の命は返らない
伊吹と志摩は2人でほうとうを食べて帰ることにします。
そこで志摩は前回伊吹を殴ってしまったことを謝るのです。その後謝罪を撤回しようとする志摩に「時は戻らないよ」と伊吹が言います。
すると志摩はシミジミと「そうだよな・・・人の命は返らない。お前は長生きしろよ」と告げます。
伊吹はそんな志摩を見つめ、黙々とほうとうをすすります。
ドラマ『MIU404(ミュウ)』第3話のネタバレあらすじ
事件発生
女性から切羽詰まった声で110番通報が入ります。知らない黒い帽子の男に追われていると。
女性は電話ボックスに入り、男はドアをガタガタと揺らしているところで電話は切れてしまいました。
近くにいた第4機捜の陣馬耕平(橋本じゅん)が電話ボックスに向かうと、走り去る男を発見し追いかけます。
通報はイタズラか?
電話で話している隊長の桔梗ゆづる(麻生久美子)は、後ろに志摩一未(星野源)と伊吹藍(綾野剛)がいることに気づかずラブラブトーク。
ニヤニヤする伊吹に対し、余計なこと言うなよと桔梗。
そこへ第3機捜のヘルプから戻ってきた陣馬と九重世人(岡田健史)。通報者を捜索していたけれども見つかりませんでした。
それはイタズラで、通報して警察から逃げるというネットゲームの真似だという判断でした。
足が速く、今まで誰も捕まえられていないのです。
走りで勝負!!!
伊吹と志摩が第3機捜のヘルプで巡回中、110番通報があり女性が助けを求めています。
実際は仲間の女子高生が被害者を装っていて、若い男性がゲーム目的に通報したものでした。
現場の電話ボックスに到着した志摩と伊吹。メロンパンの販売車のため、犯人も警察だと気づきません。
そこで伊吹は大声で「警察だー悪い人はどこだー!!」と叫びます。
「警察って言ってるけど、やばそうな奴だから今日はやめておこう」と1人の青年が言いますが
「やばそうな奴だからいいんだろ!」と他の青年。
本当の犯罪者なら叫んでも出てこないが、イタズラだったら出てくるだろうと伊吹は予想したのです。
すると缶が転がり、青年が階段の上に立っています。なかなか逃げない青年。
2人が「待て、警察だ!」と言うと逃げ出し、伊吹が追いかけます。
足には自信のある伊吹ですが、なかなか追いつけず・・・力尽きてしまいました。
落ち込んで座り込んでいる伊吹の元に、メロンパンの車で来た志摩。
「ウサインボルトでもリレーには勝てない」と伊吹は言います。
伊吹の良さ
署に戻り伊吹は走っていた時のことを、相手は1人ではなく角を曲がる度に違う人間に変わっていたと話します。
相手は4人、同じ服装で同じキャップだったと話す志摩、実は車からその4人が合流したところを見ていたのでした。
そしてその4人が居た場所は防犯自販機の前。カメラに顔がバッチリ映っているだろうと。
仮眠をする伊吹と陣馬。志摩と九重は食器の片付けをしています。
そこで九重は「隊長に進言して人員を入れ替えたらどうですか?あんな警察官、周りに迷惑ですよ」と伊吹のことを言います。
「九重さんって自己評価高いよね。俺はあいつをかっている。」と志摩が言うと
「野生の勘と足の速さ?そんなのくだらない・・・」と九重。
「そんなのどうだっていいよ!俺らに無いとこ」と志摩は説明します。
人は時々足を踏み外す。それは自己責任だが障害物の多さは人によって違う。誰と出会うかだ・・・・・・と。
犯人の生徒たちと、その学校
犯人の青年たちは陸上部の部員でした。使用禁止の紙が貼られた部室の前で1人の青年が泣いています。
ある学校に警察官が訪問し、足が速かったので陸上部の高校生だろうと周囲の高校を調査していると説明します。
自動販売機に映った生徒の写真を見せると「うちの生徒ではありません」と即答する校長。
全校生徒の顔を把握してるのですか?陸上部の生徒の名簿を見せてくださいと聞きます。
「うちには陸上部はないんです」と校長は答えます。
今回のイタズラ通報に関しては、第4機捜の担当となります。
高校一覧にて該当者はなし。しかし一校、校長が何か隠している様子で昨年まで陸上部がった高校がありました。
コンビニの前でたむろっている犯人の青年達。コンビニの店員が帰れと怒鳴ると、たまたま買い物に来た男の子が泣き出してしまいます。
すると青年の1人がコンビニに入り、男の子の持ったジュースを自分のものと一緒に買って渡しました。「ごめんね」と。
第4機捜の4人は他校の陸上部の生徒に写真を見せ、犯人の青年が怪しい高校であることを確認します。
しかしその高校の生徒とは関わらないように・・・・と先輩から伝えられていて、怪しいトローチのような薬を売りつけられそうになったと話します。
ドラッグを売っている生徒がその高校にいたことが判明するのです。
犯人の青年達、守られるべきなのか?
廃部前の生徒の名簿を強制的に出させることにした第4機捜。
高校では校長が様々な資料をシュレッターにかけ、元陸上部を呼び出し「警察が来ても何も答えないように。それがあなたたちのためです」と伝えます。
秋の大会は最後だから陸上部を復活したいと訴えますが「連帯責任です」の一点張りです。
青年達は教室で落ち込み、「最後にまたやるか」と話します。
声門検査により通報は全て同じ声で10代後半の女子だと判明していました。しかしその生徒を見つけても本当に追われていたと答えられたら何も出来ないと・・・
未成年だろうと厳しく罰するべきだと九重は言いますが、罰するべきだが救えるものは救おうというのが少年法だと桔梗隊長。
5年後10年後の治安はそこにかかっている。と隊長は話します。
「俺、隊長のこと好きだわ」と伊吹が言い出し、志摩に手錠をかけられてしまいました。
もうやらないだろうと予想する九重に対し「青年達と九重は似てると思うか?違うだろ?俺並みの馬鹿だろ?絶対もう1度やる。俺の言うこと聞いとけ。」と伊吹は言います。
どうしてまたやると思うんだ?と志摩が聞くと「走りたいから。それしかないだろ」と伊吹。
最後の通報
いよいよ犯行の日。青年達は円陣を組んで気合いを入れます。
第4機捜はイタズラ電話に備えて車で待機していました。
「走る場所はいくらでもありますよね?走るなら1人で走ればいいのに」と九重。
陣馬は「正しい道に戻してやらんとな」と答えます。
メロンパンの車では隊長について話しています。「俺の好きは尊敬だから志摩ちゃんとは違うよ」と伊吹。
動揺する志摩。そこへ緊急通報があり、イタズラの通報電話と同じ声であると分かりました。
すぐに駆けつける伊吹と志摩。
伊吹が電話ボックスの前にやってきて「自首するなら今だぞ」と言います。
しかし青年は走り出します。
本当の犯罪が!
「そうだよな」と呟き青年を追いかける伊吹。帽子をバトン代わりに2番手の青年に代わり、1番手の青年が隠れている場所に九重と陣馬が到着。そこで1人目を確保します。
2番手の生徒が終了した場所には志摩が自転車で待機し追いかけます。
警察だと動揺する生徒たち。紐で罠を仕掛け伊吹を転ばせます。
「遅いなぁ・・・」と待っている通報担当の女生徒。そこへレインコートを着た怪しい男性がスタンガンを持って近寄ります。
女生徒は急いで逃げ公衆電話から通報します。しかしイタズラ通報と同じ声であると判明しイタズラと判断されてしまうのです。
しかし1人の女性が気づき第4機捜に連絡。声に切迫感があり本当の通報の可能性があると伝えます。
犯人たちを追いかけている3人でしたが、陣馬の指示で1人確保済みのため新たな通報現場へ全員向かうように指示がありました。
伊吹は捕まえようとした生徒に「俺は今から、襲われた女生徒を助けに行く。逃げるか行くかは今決めろ」と伝えます。
公衆電話の前には片方の靴が落ちています。そこへ3人のイタズラの犯人と警察官が集まります。
今までのはイタズラでした・・・女生徒を助けてください。と泣きながら訴えます。
「見てくる!」と走り出す伊吹と男子生徒たち。そこで志摩は台車のタイヤ痕に気づきます。
嘘をつくということ
女生徒は台車に縛って乗せられています。助けて!!!と叫びます。
タイヤ痕を追いかける志摩はもう片方の靴を発見し伊吹を呼びます。
犯人の元へ到着し飛び蹴りして止める伊吹。そして志摩が犯人を確保しようとしますが、スタンガンで反撃されます。
そんな犯人を追いかけ水の中に落ちてしまう犯人と志摩、伊吹。
犯人がスタンガンを水の中で作動させようとしたところを陣馬が確保します。
無事だった女生徒は元陸上部3人の元へ行き、青年が「ゴメンナサイ」と泣きながら謝り抱きしめます。
青年達は家裁処分となります。甘いと訴える九重ですが、ネットで名前や学校が広まってしまっていると桔梗。
残り1人の生徒はそのまま行方不明になっているのでした。
隊長の子供
今日は飲みに行こうと誘う伊吹ですが「これからデート」と桔梗は帰っていきます。
桔梗には子供がいて、それはコンビニで青年にジュースを買ってもらった青年でした。
行方不明の青年は、ある男と一緒にいます。その男の手にはドラッグがありました。
ドラマ『MIU404(ミュウ)』第4話のネタバレあらすじ
桔梗隊長の過去
第4機捜の陣馬(橋本じゅん)、志摩(星野源)、伊吹(綾野剛)の3人は居酒屋で飲んでいます。
話題は先ほど伊吹が知ったばかりの桔梗隊長(麻生久美子)の子供や夫について。
伊吹は何も知らないため、2人に色々と聞いています。夫は警察官ではなく、飲食店経営者だったのですが妊娠中に事故で亡くなってしまったのです。
桔梗家では桔梗隊長と息子、そしてシッターの女性がいます。
女性が路地をトランク引きながら走っていて、後ろから弾丸が襲っています。
メロンパンの車で伊吹と志摩が巡回中です。
良いことをしたい人が多いのに、それでも世の中は良くならない。良いことをするのには心と金銭的な余裕が必要だと志摩は言います。
謎の1億円を持つ女性
無線が入り、銃により怪我をしている女性についての通報が入ります。
2人が通報者の薬局に向かうと、そこには血痕が落ちていて、血痕のついたお札も残っています。
女性は現金がいっぱい入ったトランクからお札を取り出し、応急処置をしてその場にあった上着を羽織って出て行ったとのことでした。
薬局内の防犯カメラ映像を確認するとトランクの中には1億以上の現金が入っていました。
署で確認したところ、その女性は2年前の裏カジノ事件で逮捕された1人だったことが判明します。
初動捜査は終了となり第4機捜の役目は終了となります。しかし桔梗隊長は志摩と伊吹を呼び止めます。
今回の現金を持った女性青池(美村里江)は、裏カジノ事件の容疑者でもあり被害者でもあったのです。
ホステスをしていた青池、裏カジノへ連れて行かれ最初は勝つものの、どんどん負けて1億近い借金を背負って風俗で働くことになります。
少しでも早く返済するようにカジノ店でも働きだし、そこへ摘発が入って逮捕されてしまうのでした。
執行猶予1年の判決により昨年明けているのが青池です。裏カジノの本当の経営者はまだ逮捕されていない。
今回の事件も経営者が関係している可能性があるのではないか・・・・と桔梗隊長は言います。
青池と話がしてみたいという伊吹は、逮捕したら取り調べをさせて欲しいと持ちかけ、許可を得て探しに行きます。
事件発生時の様子
路地裏の細い道を逃げる青池、スーツの男が追いかけています。
執行猶予が明けた青池はきちんとした会社に勤めることが決まったと喜んでいたということで、その会社へ2人は向かいます。
すると従業員の女性が「待ってた〜〜〜」と大喜び。
実はその日、オープンして間もなく2人の男性が青池を探しにやってきて会社中を探し回っていたのです。
青池本人は隠れていました。男たちが去った後、青池はデスクの鍵付き引き出しから大金をトランクに詰めて出て行ったと。
青池はお弁当も手作りで休み時間に手芸をするような地味な人だったと従業員は話します。
しかし社長が通報するな、と言い通報したなかったのでした。
謎の女性と事件の関わり
警視監我孫子(生瀬勝久)と話す桔梗は、2年前の指揮官だった我孫子に裏カジノ事件の話をしています。
経営者を必ず捕まえる代わりに裏カジノの場所を聞き出したにも関わらず逮捕出来なかったのです。
それにより通報した羽野(黒川智花)という女性の自由はないと・・・
その羽野は、桔梗の家でシッターをしている女性でした。
保育士をしていた女性は、その後「裏切ったのはお前か?」「許さないよ」「お仕置きが必要だね」とメッセージを受信します。
大急ぎで隠れ身を潜めているところに、桔梗がやってきて震える彼女を抱きしめるのでした。
志摩は桔梗に今回の事件は2年前の事件と無関係なのではないか・・・・と話します。
青池はフラフラと歩いています。そこで何かに気づいた様子です。
青池に向かい一斉に動き出す
捜査を進めていくと、犯罪で使われた携帯の多くで青池が勤める携帯ショップのSIMカードが出どころだったことが多いと判明します。
店ごと乗っ取られたのではないか?となります。その店の口座の出入金も不透明だったのです。
青池はその中から100万ずつ横領し、1億円に達していました。
そんな時、店の社長が電話で青池と話しており、向かうところを2人は追跡します。
そして署では青池が羽田空港行きのリムジンに乗り込むところを防犯カメラで確認し、向かいます。
すると青池を追いかけている暴力団も一斉に動き出し、それを陣馬と九重は追跡します。
なんと青池と同じバスに銃で青池を襲った犯人が乗っていることが判明します。
我孫子は空港で銃撃戦になるより、バスで銃撃戦になった方が被害は最小限で済むと言い出します。
その時、伊吹と志摩の車がリムジンバスに追いつきます。そして桔梗は次の高速出口で降りるようにバスの運転手にも指示します。
伊吹と志摩へは銃を所持した男が乗っているため、気づかれる前に確保するように伝えます。
停止したバスに、修理のフリをして伊吹が乗り込みます。そこでメロンパンの音楽が流れ出し、気を取られたすきに男の後ろから布を被せ確保します。
するともう1人の男が伊吹に向かって発砲しますが、何とかかわし、その男も取り押さえます。
2人をバスの外に出したところで、志摩は銃を頭に突きつけられます。別の男もいたのです。
すると志摩は銃口に指を置き、「今打てば暴発してお互いに死ぬな。」「撃てば?」と笑顔で挑発します。
そこで伊吹が蹴り飛ばし、後から来た警察署に確保されるのでした。
伊吹は志摩に掴みかかり、「ふざけんな。死にたいのか!」と怒ります。助けるのが遅いんだとごまかす志摩。
1億円の行方
青池の話を聞くため、車内に行くと青池はもう息を引き取っていました。
伊吹はバスの外に連れ出し、必死に呼びかけてマッサージしますが亡くなってしまいます。そして1億円はトランクの中にありませんでした。
結局逮捕された男たちは暴力団の人間で、裏カジノの経営者とは無関係だと分かりました。
薬局からバスターミナルまでの間に1億円が消えたことになります。
青池のつぶやきから、様々な彼女の思いや事件までの経緯が明らかになります。彼女の最後のつぶやきは、絶望で警察への恨み言のようでした。
「私たちはいっつも間に合わない」桔梗隊長はそう呟きます。
携帯の履歴から宝石店へ出入りしてることが判明します。遺産が入るから。。。と何度もお店へ行き、事件当日1億円の宝石を購入していました。
そしてうさぎのぬいぐるみの目に入れていたのです。
うさぎ捜索!
1億円の宝石が入ったぬいぐるみを探すことになり、つぶやきを見る第4機捜の5人。
つぶやきを逆から読んでいると女の子を助ける・・・という文面が読み取れます。そこで伊吹は捜査資料から看板の写真を発見するのです。
逃げられない少女たちを救ってください、というガールズインターナショナルという会社の看板でした。
その会社宛にぬいぐるみを発送し、すごく嬉しそうにしていたのを配送業者もよく覚えていました。
青池が亡くなる間際にバスの横を配送業者のトラックが走り、彼女は笑顔で見つめるのでした。
自宅に帰った桔梗は羽野に「必ずあなたを自由にする。必ず」と伝えます。
伊吹は志摩に言います。「相手の本性を知るには生死の場面でわかる。お前が死にたい奴だったとはなぁ・・・」と。
冗談だったとごまかす志摩に対し「あんなこと二度とすんじゃねーぞ」と言うと、「ガッテン承知の助」と志摩は答えるのでした。
ドラマ『MIU404(ミュウ)』第5話のネタバレあらすじ
集団強盗発生
コンビニで強盗に備え、店員のフリをしている伊吹(綾野剛)と志摩(星野源)。
近隣のコンビニで日本人店員のお店だけが強盗被害に遭っているためでした。
留学生アルバイトのマイはベトナム人で、系列店舗で仕事中に商品が足りないと志摩たちのお店に商品を取りに来ました。
そしてお店に戻ると「少し寝るから」と一緒に働く男性店長は仮眠してしまいます。
3:33になると一斉にあちこちのコンビニに強盗が入ります。志摩たちのコンビニにも入り逮捕されます。
ネットで呼びかけがあり、みんなで一斉に強盗に入ったのでした。
19名逮捕されますが、1名は逃げてしまいます。それはマイのお店に入った強盗で、バックヤードにあるお金も差し出してしまったのでした。
それにより、男性店長はマイを共犯ではないかと疑います。
マイは無実を訴え、警察は共犯であれば彼女に接触するだろうと釈放します。家まで送ると、家にはベトナム人男性と一緒に住んでいました。
志摩と伊吹は2人が通う日本人学校へ行きます。そこの事務員に話を聞くと、みんなお金には困っていると話します。
マイを警護という名目で見張る志摩と伊吹。彼女は仕事を3つも掛け持ちして、働きまくっているのでした。
マイは日本語学校の事務員に声をかけます。日本語について尋ねた後、強盗のあった9日の夜に何をしたかと聞きました。
容疑者とマイの関係。そして志摩過去?!
ネットで強盗を呼びかけたサイトのキャッシュが判明し、ベトナム語を確認してもらったところ少し単語が変で日本人が書いた可能性があることが分かります。
日本語学校事務員の水森という男性は、ベトナム語も少し話すことができ、人材派遣会社を興して潰れてしまい負債を抱えていました。
違法のキックバックを受け取っていた管理団体で仕事をしていましたが、そこを辞めて日本語学校の事務員となったのです。
そんな水森はマイと食事をする仲でした。そして会話の仲でバックヤードにお金を置きっぱなしにすると話してしまったのです。
マイは店長の奥さんが不安がっているという理由でクビにされてしまいます。
怒ったマイは伊吹に電話をして呼び出します。すぐに駆けつけた伊吹と志摩。
志摩はマイの携帯の待ち受け画面が水森とのツーショットであることに気付きました。
そこでウィスキーの水割りを手渡されると、志摩は過去がフラッシュバックし手が震えてしまいます。
「話聞き出せ」と伊吹に伝え、志摩はお店の外に出てしまいました。
追い詰められる容疑者
マイは日本人がどうして外国人を嫌うのかと訴えます。
ベトナムには日本の会社もいっぱいあり、憧れなのに、日本人が求めるのは文句も言わずお金のかからない働くロボットだと泣きながら話しました。
マイが好きな相手が水森であれば、やはり水森が犯人である可能性は高いと志摩は推理します。
水森を逮捕したら殴っていいかと言い出す伊吹ですが、志摩はそれを制止します。
しかし2機捜のヘルプに入る日、日本語学校から近いため立ち寄るくらいなら・・・・と志摩は言います。
志摩は水森に「マイさんが逮捕されそう」と伝えます。驚く水森に対し、ネットでの強盗を呼びかけたサイトを見せ、水森が投稿したのだろうと追い詰めます。
外国人労働者の理不尽さを訴える水森。「うるせー!」と一喝し、何十万人の話をしているのではない、マイさんという1人のたった1回の人生について話しただけだと言います。
任意同行には応じなかった水森は、デスクで強盗の日を思い出し考え込みます。
そしてベトナム人へ、ネットで3時にコンビニ強盗するよう呼びかけ投稿します。
水森の訴えたかったこと
慌てて現場に向かう志摩と伊吹。
しかし九重(岡田健史)はハッシュタグで拡散もされておらず、前回と違う気がすると考え込みます。
前回3:33、9のつく日という投稿で、ベトナムでは9がラッキーナンバーとされ全部足して9に成る333も同様。
要するに、前回は超ラッキーな日というゲン担ぎ。
しかし今回の3:00は3が1つだけで、これはベトナムでは不吉な数字とされている。だから今日は来るなという意味だと九重は読み取ります。
そこでマイの働いていた店だとわかり向かいますが、すでに強盗に入っていて逃げ出してしまいました。
走りながら水森は、マイと話したことを思い出します。日本で優しくしてくれた水森に対し「大好き」と笑顔で伝えるマイ。
しかし水森は自分は弱いカタツムリだ。そんな良い人間じゃないと言います。
広場で仮面を外し、「強盗したのは日本人だ!外国人はここに来るな。外国人を人間扱いしない」と叫びます。
「ジャパニーズドリームは嘘だ!」と叫ぶと、そこへ偶然通りかかったマイが駆け寄ろうとしますが、共犯だと思われると伊吹が引き止めました。
マイは沖縄のホテルで働くこととなりました。笑顔でマイを見送った志摩と伊吹。
水森は罪を叫んで裁かれることで楽になったのだろうか・・・と考えます。
署内で志摩を見かけた警察官が、「あの相棒殺しが」とつぶやき、伊吹の耳に入ります。
そして伊吹は「お前は人を信じすぎると」と恩師に言われたことを思い出すのです。
たまたま水森逮捕現場に居合わせたナウチューバー(渡邊圭祐)は、その時の動画をナウチューブにアップし、フォロワーも伸びていました。
そんなナウチューバーの元に、いたずら通報をしていた高校生、成川からメッセージが送られてきます。
「あなたの力が必要です」と。
ドラマ『MIU404(ミュウ)』第6話のネタバレあらすじ
相棒殺しとは・・・
志摩(星野源)と伊吹(綾野剛)は車で見回りをしています。伊吹は通りがかりに「相棒殺し」と言われていた志摩のことが気になっています。
「ちょっとお話ししよう」と声をかけますが断られてしまい、「よ!相棒殺し!」と明るく声をかけます。
振り返った志摩は真顔で振り返り、立ち去ってしまいました。
偶然一緒になった陣馬(橋本じゅん)と九重(岡田健史)。陣馬は余計なことを広めるなと伊吹に注意します。
九重は「本当ですよ」と伝え、7年前の夏に公園で志摩の相棒が遺体で見つかった事件について話します。
相棒だった高坂刑事は、住んでいたマンションの下にある公園で発見され、志摩に発見されます。
遺体はサンダルが片方しかなく、もう片方は屋上にあり、その近くにはウィスキーがあったのでした。
高坂刑事は酒を飲めなかったのにも関わらず、遺体からはアルコール臭がするほど飲んでいたと・・・
そしてその第一発見者が相棒の志摩だったのです。
事件が気になる伊吹
桔梗隊長(麻生久美子)は電話で何やら苦情を伝えています。
何かあったのか志摩が尋ねると、給湯器が故障してしまい昨日来る予定だった修理が今日突然来るようになったと。
家には以前の事件関係者の羽野(黒川智花)がいるのですが、彼女は匿っているため家に知らない人は入れたくないと桔梗は言います。
すると志摩は「俺が行きます」と。
7年前の事件について陣馬なら知っているのでは?と尋ねるも、何も聞くなと答えます。
そこで志摩が捜査一課にいたと話すと、捜査一課希望の伊吹は何も知らないと怒りだします。
そこへやってきた志摩へ、伊吹は事件について話せと言いますが「聞き方に工夫がない」と断られてしまいました。
心配する陣馬ですが「どうせ分かりませんよ、本当のことなんか・・・」と志摩は笑顔で去って行きました。
伊吹と九重は、相棒殺しと噂していた捜査一課の人の元へ向かい話を聞きます。九重が刑事局長の息子であるため、話し出しました。
高坂刑事が亡くなった日はタリウムを使用した連続殺人事件の日で、警察署に詰めていました。
同じ会社の2人が死亡し、その既婚者2人と関係を持っていた同僚女性が逮捕されたという事件です。
その女性が逃げ出し、一斉に向かったが志摩と高坂は向かわなかった。
そして翌日、110番通報で志摩が高坂について伝え、初動捜査に入ったのが桔梗と陣馬だったのでした。
少しずつ明らかになる7年前の事件
桔梗の家へ行った志摩は、羽野から桔梗と元夫についての話を聞きます。
事件や事故の毎日の中で、飲み屋の店主だった元夫のお店で何でもない会話をするのが大切だったと桔梗は羽野に話していたのです。
陣馬と九重、伊吹は昼から飲んでいます。酔っ払った陣馬に高坂刑事の事件の初動捜査について聞き出します。
高坂刑事の遺体の前で、志摩は何度も電話したのに出ないので見に来て発見したと話します。
飲んでいたウィスキーの銘柄を当てた志摩。
桔梗家にいる志摩は、タリウム事件について思い出します。部屋で何やら書いている高坂刑事に対し
「お前がしたことは許されることではない。しかし、そうさせたのは俺だ」
と志摩は言っています。
陣馬は当時、タリウム事件について追っていたものの何かで2人が揉めていた・・・と話します。
「手紙があったんだよ、高坂の最後の・・・・」
そこまで言って陣馬は寝てしまいます。
場面は高坂刑事の屋上になり、「志摩さんが好きなお酒、事件解決したらこれで乾杯しようって言ってましたよね」
「俺はもう刑事ではなくなっちゃったけど・・・・・」と高坂は泣いています。
そんな高坂に手を差し伸べた時に、志摩が目を覚まし夢だったと気づきます。
伊吹と九重は、勤務中の桔梗の元へ。非番でお酒を飲むのは構わないが署には来るなと言われます。
高坂刑事の最後の手紙について尋ねますが、桔梗は一時的な相棒と仲良くする必要はない。と言います。
しかし伊吹は全て1つ1つはスイッチで、俺は相棒を大切にして仲良くやっていきたいと伝えます。
「とりあえずシャワーに入って酒を抜いてきなさい」と桔梗は伝えます。
志摩の元相棒がしてしまった過ち
シャワーを浴びてきた2人に7年前の報告書を部外秘だと注意し見せます。
高坂の手紙は退職願でした。
7年前、ある女の家へ行った志摩と高坂。タリウム事件の被害者2人と付き合っていたか問うも女は違うと言います。
ドラマみたいと大笑いする女。そこで高坂は匿名のタレコミメールがあったと話します。
家を出た後、志摩はメールについて話す高坂に対し「それ以上何も知らないと言っているようなものだ」と注意します。
その後もなかなか女と被害者の関係が掴めなかったため、高坂は毎日のように容疑者女性の家を見張っていました。
そこでベランダから呼ばれ中に入ります。女はお茶を出しますが、高坂はそれを飲むわけにはいかないと拒否します。
しかし女は口移しで強引に高坂にお茶を飲ませてしまったのです。
すぐに吐き出した高坂ですが、何とかして証拠を見つけたいと・・・高坂が本人になりすまして、女の家を登録したフリーメールアドレスでタリウムを購入したのです。
すぐにおかしいと気づいた志摩が問い詰めると「それが何ですか!逮捕するんです。逃げられる前に」と高坂は言います。
そこで女が逃げたと騒ぎになります。
事件の新事実
騒ぎの後、志摩は高坂に「容疑者が逮捕されタリウムも見つかった」と伝えます。
すると高坂は「俺たちの手柄になるはずだったのに・・・・」と。しかし高坂がなりすました容疑者の女は、犯人ではなく別の女性が犯人だったのです。
高坂が尋ねた女は、犯人に気づき事件を引っ掻き回すために嘘のタレコミメールを自分自身で送っていたのでした。
自分の犯した罪に気づいた高坂は、その全てを退職願に書いたのです。
高坂は検死の結果、屋上からの転落ではなく低い位置から落下した事故だったと判明し、手すりから指紋も検出されます。
高坂は事故死だったのです。
自分だったら言えるかな・・・と九重が呟くと、間違いも全部言えるようになれ!!!と陣馬は伝えました。
伊吹は志摩に電話をし、「事故だった。退職願も読んだ」と言います。そして志摩は最後に高坂に会ったのはいつか、何て声をかけたのか尋ねます。
高坂が肩を落として手紙を書いていた時、志摩は後ろから見かけそのままそっとドアを閉めます。
その後、いつの間にか帰った高坂からメールで屋上で飲みませんかと誘われたが、無視をして屋上にも行かなかったのです。
声をかけなかった自分、屋上へ行かなかった自分を志摩はずっと責め続けていたのでした。
最後にかけた言葉は「進退は自分で決めろ」だったのです。
屋上で話していた伊吹はあることの気づきます。そしてダッシュで非常階段を駆け下り、去っていきます。
伊吹が気づいたこと
桔梗家の修理立会いを終えた志摩の元に伊吹から電話が入ります。「高坂の家にすぐ来い!」と。
志摩がマンションへ行くと、伊吹は7年前のその日のことについて話し出します。
志摩を待っていた高坂は景色を見ていた。そこで目の前のマンションで起こった犯罪を目撃したのです。
そのマンションは管轄外のため、志摩は知らない事件だったのですがベランダに
「2013年8月8日深夜2時頃に110番してくれた方、捜しています」
と垂れ幕が掛けられていたのです。
その部屋を訪ねると、女性は殺されそうな時にサイレンが聞こえて助かったと話します。
垂れ幕はそこを引っ越すことになったので先月からダメ元で掛けていたと言います。
その女性は妊婦さんでした。
「その人にくれぐれもお礼言っておいてください。あなたのお陰で元気でーす」
と笑顔で言いました。
「必ず伝えます」と志摩は答えます。
元相棒への報告
志摩は高坂の現場に行き、「なかなか来られなくてごめん・・・・」と話し出します。
高坂を弱い人間だと思っていたが、あれからウィスキーを飲めない自分も弱かった
第4機捜で犯人を追っているが、自分こそが裁かれる人間なのではないか
お前の相棒が伊吹みたいな奴だったら刑事をやっていなかったとしても生きていたのではないか
泣きながら、その地をさするのでした。
屋上の伊吹の元へ戻った志摩に「刑事やめたりしないよなー」と伊吹は言います。
そして「安心しろ。俺の生命線は長い!」と手を見せて笑顔で言うのでした。
「イラっとした」と言いつつ、振り返って笑顔になる志摩の元へ、桔梗の息子から電話が入ります。
志摩と伊吹は桔梗の家で焼肉をご馳走になります。志摩に父親になって欲しいと言う息子に対し
「警察の男は家でも事件の話になるから、無い」と桔梗はハッキリ言われてしまいました。
楽しく過ごす会話を、外から給湯器の修理にやってきた車が盗聴しています。
「感度良好です」と報告をすると、スーツを着た男は「おう」と去って行きました・・・
ドラマ『MIU404(ミュウ)』第7話のネタバレあらすじ
自殺?!事件発生
陣馬(橋本じゅん)は息子の結婚相手との顔合わせのために休みを取っています。スーツは相棒の九重(岡田健史)に選んでもらったものでした。
そんな九重はゴルフを堪能しています。
伊吹(綾野剛)と志摩(星野源)がデリバリーでメロンパンを注文し食べていると、無線で事件の連絡が入ります。
トランクルームの中で遺体が発見され、なんと中で生活をしていたのです。
契約者と遺体は別人で、10年前から契約されていたのでした。
顔合わせ会場に向かう途中、陣馬が運転する車の目の前に突然人が飛び出してきました。
陣馬は一目で指名手配犯だと分かりましたが、彼はタクシーに乗って去っていきます。
ゴルフ場では九重が父にどうして自分を機捜に入れたのか問うと、父は「俺が入りたかったからだよ」と笑顔で答えます。
指名手配犯の事件を思い出せない陣馬は、九重に電話をして聞いてみます。すると一緒にゴルフをしていた上司が事件を覚えていました。
杉並区で起きた強盗刺傷事件でした。
妻と娘に指名手配犯が前に乗っているから、車から降りてくれ・・・と陣馬が言うと、妻は「まただよね」と。
18年前、旅行へ行く時でも家族を降ろして事件を追ってしまった陣馬。
今回は家族に車から降ろされてしまいました。なんと携帯も車の中です・・・
所轄は自殺で片付けようとしていますが、そうとは思えない志摩と伊吹。
そこで近くにいたトランクルーム利用者の3人から話を聞きます。
荷物を取りに来たという2人は、男の悲鳴を聞いたと話します。また、夜には7番の前で幽霊を見たと話すのです。
もう1人はコスプレしていて衣装を取りに来ただけだと話します。
その視線の先が8番だったため、伊吹は8番を開けて中に入ります。
クローゼットの中に男性が隠れていました。隣の人との関係について問い詰められると、「話さなくていい!」とコスプレの女性は言います。
なんと彼女は弁護士、清瀬であると名乗ります。清瀬は猫を8番に住む倉田が飼っていると思っていたのです。
しかし猫は7番の遺体男性、健さんが飼っていたのでした。
健さんはずっとトランクルームに住んでいて、倉田は色々と教えてもらっていたのです。
トランクルームに住み続けることに、意味はあるのか・・・・と嘆く倉田。
健さんが亡くなった時、飼い猫が騒いでいるのを聞いたと倉田は話します。飼い猫の手に血痕がついていて、鑑識に回されました。
7番の借主である山中は、通帳を預ける詐欺に遭ったためトランクルームが借りられていたことも知らなかったのです。
そこで伊吹は健さんが指名手配犯だったことを思い出します。
2人の関係
タクシーで指名手配犯を追っている陣馬は、お金を持っていないので無銭乗車して追いかけます。
2人とも同じ杉並区の強盗刺傷事件に関わっていることが判明します。
そして健さんと同じ契約者名で48番も借りられていることがわかり、伊吹と志摩は中を捜索します。
事件から10年、陣馬が追っている大熊と言う容疑者はそこに暮らして時効を待っていたのでした。
大熊が立てこもっていた理容室に1人で飛び込んだ陣馬。
健さんについて尋ねると、時効を目前に
「自由なんてない。あの時自首していたら8年くらいで出られた。死んだも同然だ!」
と言われ腹が立って殺してしまったことを明かします。
陣馬が捕まえようとしますが、ハサミを持って逃走してしまいました。
ついに確保!
ナウチューバーの男(渡邊圭佑)は、いたずら110番事件の成川岳(鈴鹿央士)に接触しています。
自分は事件には無関係だと話す成川。他の生徒たちはやったのだろう・・・と。
警察は囮捜査をしてズルいと話します。
走り続けて倒れる陣馬の横に、メロンパンの車が通りかかり陣馬を乗せて大熊を追い続けます。
出前太郎の配達員が襲われ、大熊が出前太郎の配達員になりすまして逃走しています。
しかし出前太郎はコスモデリバリーから変わり、上着はリバーシブルだと判明し全配達員に裏側のコスモデリバリーに変えるよう指示を出します。
するとそのまま出前太郎の上着で走っている大熊がすぐに特定でき、陣馬を含め3人で確保しました。
強盗致傷の時効は10年から15年に変わったことを聞き、ショックを受ける大熊ですが、何年でも逃げてやると襲いかかってきます。
3人がかりで何とか確保しました。
別の事件の予感・・・・
トランクルームを使用していた家出少女2人にサポートセンターを勧める弁護士の清瀬。
そして健さんの猫を引き取り、倉田は猫好きの奥さんと話して家に戻ることにします。
息子の結婚の顔合わせに向かった陣馬、息子は誇りだと挨拶して立ち去ろうとします。
凶悪な指名手配犯を捕まえたんでしょ、すごいね。と家族に言われ参加する陣馬。
九重から陣馬の息子に、凶悪犯を捕まえたこと、必ず陣馬は行くので待ってて欲しいとメールが届いていたのです。
ついに事件も解決し、楽しむ清瀬の歌を楽しむ志摩と伊吹。テレビ電話で桔梗や羽田に報告します。
そこで桔梗はテレビ電話の映像が乱れていて、盗聴されていると気付くのです。
謎の男、久住(菅田将暉)の紹介でシェアハウスに住んでいる成川。
ナウチューバーに会ったことを報告すると、久住からギャラを受け取っていました。
さらに仕事を紹介され、前金を渡されたのでした。
そして飲み物に薬を入れられ、成川はそれを飲んでしまうのです・・・
ドラマ『MIU404(ミュウ)』第8話のネタバレあらすじ
事件と認知症
桔梗隊長(麻生久美子)の家から盗聴器が発見されたことで、警察に通報し調べています。
恐らく犯人の狙いは羽野麦(黒川智花)であろうと、一家は警察官の寮へ引っ越しました。
2ヶ月後、桔梗の息子ゆたかは新しい学校にすっかり馴染んでいました。
志摩(星野源)と伊吹(綾野剛)の元に遺体発見の無線が入り、急いで向かいました。
遺体は成人男性で死後1か月、両手の指が人差し指、中指、薬指と切り落とされていました。
警察は20年前から続く未解決の連続猟奇殺人だと読んでいました。
捜査一課に呼ばれ、足になれと命令されます。
今回の遺体で上がった被害者は、伊吹と同じ茨城県出身で前科2犯。その逮捕された時の担当は伊吹の恩師、蒲郡でした。
早速伊吹は志摩と共に蒲郡のところへ向かいました。
市のボランティアを行っている蒲郡は、もう頭に霧がかかっていてボランティアもやめようと思っていると話します。
蒲郡は被害者のことをよく覚えていました。人懐っこく、泣いて反省したにも関わらず再犯してしまったと・・・
ギャンブル絡みで揉めたことを思い出すも、相手を思い出せません。
そこで志摩は蒲郡の部屋にある薬に気付きます。それは志摩の叔父が飲んでいた脳血管型認知症の薬だったのです。
妻を亡くしたため、1人暮らしですが進行すれば難しいかも・・・と心配します。
羽野に迫る危険
成川岳(鈴鹿央士)はドーナツ型の薬の売人をしていました。
そこでパソコンに写っている羽野を見て、以前コンビニで会ったことを思い出すのです。
「その話、詳しく聞かせろ。この女、賞金1000万なんだよ」と男は成川に言います。
羽野にお土産を渡しに来た志摩と伊吹。志摩はゆたかにおもちゃを直して欲しいとお願いされ、家へ行きます。
ロビーに残った羽野と伊吹、自分のせいで家を出ることになり迷惑をかけてることを気にかけている羽野。
すると伊吹は蒲郡と一緒に住むことを考えているので、一緒に住むかと持ちかけます。
認知症の真実
解剖の会社から連絡があり、志摩は伊吹と話を聞きに行きます。
指を切断されていた被害者ですが、指の向きが違うと解剖医は説明するのです。
今回の被害者は手の甲側から、以前の被害者は手の平側から切断されていることが分かりました。
人差し指から薬指の切断は、昔のクリスチャン狩りと同じだと九重(岡田健史)は気付きます。
この者は人間ではなく獣だ。という意味だったのです。
志摩を敵視している捜査一課の刑事刈谷が志摩の元へ訪れ、連続殺人ではないと進言した志摩に情報を独り占めするのは捜査一課時代と同じだと責めます。
無駄骨だったと話す刈谷に、認知症の症状がそんなに出ていたのかと志摩は聞きます。
すると、事故でボケたのだと刈谷は言うのです。
伊吹は蒲郡の家で夕食を共にしています。そこで再び被害者について聞きますが、あまり覚えていない様子でした。
そして伊吹は羽野と3人で一緒に住もうと持ちかけます。すると蒲郡は妻を亡くした記憶も無かったのです・・・
志摩は蒲郡が妻と共に事故に遭い、高次機能障害が残ってしまったと知ります。
本当の蒲郡
志摩は被害者と喧嘩をしたとされる車修理工場へ向かいます。
彼を見張っていた捜査一課の刈谷が問い詰めるが、自分は別件を調べている、協力してくれろ志摩は伝えます。
志摩は非番の日に伊吹の家を訪れました。
3人で暮らす計画を聞くと、優しいな・・・と志摩は言います。
貧乏だった伊吹は、馬鹿にされないように突っ張っていたのですが、補導された時に蒲郡が親身になってくれたことで警察官を目指したことを話します。
「お前の勘は今、何を感じてる???」
志摩は伊吹に聞きます。蒲郡の家で見た奥さんの歩行器が、とんでもない方向に曲がっていたことを気にしていました。
蒲郡は奥さんが事故で亡くなったこと、蒲郡自身もその事故の影響で記憶を失くしているという診断だと話します。
しかし志摩は本当に記憶を失くしてると思うか?と伊吹に言います。
事故の犯人はひき逃げで捕まっておらず、蒲郡には犯人を殺す動機があると・・・「志摩の想像だ!」と伊吹は怒鳴ります。
自分はどうしたら良かったのか
伊吹は蒲郡の家へ行き、奥さんの話を聞きます。その話は外で志摩も聞いていました。
奥さんを事故で亡くし、蒲郡は事故で記憶を全て失くしたと再確認する伊吹。
すると蒲郡は事故当日の話を始めました。一時記憶を失ったものの、全て思い出したのでした。
今回の事件の被害者が、蒲郡に見捨てられたと思い脅かすつもりで夫婦を轢いたのでした。
何度も許してくれという男に「許さない」と蒲郡は何度も答え、生きた状態のまま指を3本切り落としたのです。
「俺はがまさんのお陰で警察官になれた。いつなら止められた?どうしたら良かった?」
泣きながら伊吹は蒲郡に訴えます。
蒲郡は周りで聞いている警察官へ逮捕しろと伝え、逮捕されてしまうのです。
そして志摩に「お前に出来ることは何もなかった。何もだ」と伊吹に伝えるよう言い残し、パトカーに乗り込みました。
そして伊吹は蒲郡の家で泣き続けます。
皮肉にも、羽野は3人で住む件を前向きに考えてみます、と伊吹にメールしていました。
外で泣いている伊吹を迎えに来た志摩は「いくぞ、相棒」と声をかけ2人で仕事に向かいました。
ドラマ『MIU404(ミュウ)』第9話のネタバレあらすじ
羽野麦に迫ってくる者たち
メロンパン屋の警察車両に落書きをされ、伊吹(綾野剛)が落としています。
恩人が逮捕された伊吹を気にかけるメンバーたち。
そして桔梗隊長(麻生久美子)の家に盗聴器を仕掛けられた件について、依頼した者は以前羽野(黒川智花)が関わった事件と関わりがあることが判明します。
またそこに成川岳(鈴鹿央士)が防犯カメラに映っていて関係していることも分かり、成川を逮捕しなかった自分を責める九重(岡田健史)は自分に確認させて欲しいと訴えます。
成川はナウチューバーREC(渡邊圭祐)の元を訪れ、羽野の写真を見せて探して欲しいと依頼します。
警察もまだ掴んでいないネタと聞き、ナウチューバーRECも興味を持ちます。
そしてナウチューバーRECは、SNSの拡散希望として羽野を探していると様々なアカウントで投稿していきます。
車の落書きを消しながら、新たな事件を未然に防ごうと話す志摩(星野源)と伊吹。
羽野の事情聴取をやり直したいという依頼にて、桔梗は芝浦署であればいいと許可を出します。
志摩と伊吹も同席し、羽野の事情聴取が行われました。
裏カジノのトップである、エトリという男と羽野は、羽野が週末のみバイトでピアノを弾いていたお店で知り合ったのでした。
毎週のように来て、裏カジノでのホステスの操り方や、自分の力を話すようになっていったのです。
そのうち脅しに変わり、もし逆らえば暗くて寒い場所に連れて行かれて二度と戻れないと言われ、警察にも助けを求めたのでした。
しかし妄想だろうと取り扱ってもらなかったと話します。
危ない道を進む成川岳
成川の家を訪れ、写真に人物が本人か確認する九重と陣馬(橋本じゅん)。
しかし母親は写真をちゃんと見ようともしません。家の塀には落書きがされ、浪人生の兄が2階で勉強している成川家は、やっと普通の日々に戻れたから放っておいて欲しいと話します。
成川が暴力団と関わっていると話し、協力を依頼します。母親は1度だけ非通知で電話があったことを明かします。
母親の誕生日に「迷惑をかけてごめん。久住って人に良くしてもらってやっていけてるから心配しないで」と話していたとのことです。
成川は久住に、エトリ関係で人探しをして500万円になるらしいと話します。
エトリについて自分たちのボスだと話す久住は、エトリを怒らせたら道頓堀に浮かぶと成川に伝えます。
謎の男、久住
ナウチューバーRECは、ついに帰り道の桔梗の息子ゆたかを探し当てます。
羽野はまだ事情聴取から送ってもらい、家の前で降りたところをRECに撮影されていました。
ふと伊吹は怪しい光を発見します。そこでRECを発見しました。ビデオを取り上げる伊吹ですが、返してやれと志摩に促されビデオは返されます。
署に戻った伊吹と志摩。ドーナツEPを学校で広めたのは久住が発端だったことが明らかになりました。
しかし久住については写真も撮れておらず、謎に包まれたままです。
事情聴取を終えた羽野が、待合の場所で志摩と伊吹を待っていると、そこに成川が現れて声を掛けます。
以前コンビニで会ったと話すと、羽野は顔見知りということもあり安心してしまいます。
成川は今学校にも居場所がないことを話し、羽野の連絡先を聞き出すことに成功してしまうのです。
ついに見つかってしまう羽野麦
羽野の連絡先を知った成川は、LINEでやり取りをしています。
エトリに報告すると「呼び出せ」と言われ、成川がLINEで羽野を呼び出します。
桔梗といた羽野は「学生さんで、前に知り合ったの」と話します。呼び出しには「夜は無理」と返信して終わりにしますが、桔梗は相手が気になっている様子です。
暴力団にガサ入れをすることが決まり、エトリ逮捕につながらないと桔梗は抵抗しますが聞く耳を持ってもらえません。
そこで桔梗は第4機捜にエトリに繋がる人、もしくはエトリ逮捕の為に動くことを指示します。
成川は毎日羽野の呼び出しを試みますが、なかなかうまくいかず困っている様子です。
成川は羽野を呼出せず焦っていましたが、ついに羽野を呼び出すことに成功してしまいます。
家を借りるのに、不動産屋へ一緒に行って欲しいと言われ信じて行ってしまったのです。
羽野が強い人に追われていたと成川に話します。それを聞いて心を痛める成川。
そこで車のドアが開き、羽野は中へ引きづりこまれてしまいます。
成川もピンチ!
その頃、警察官たちはガサ入れに入ります。
そこで九重は澤部という男のPCを開き、そこに羽野の写真があることに気づきます。
すぐに羽野の居場所がバレているかもと桔梗に連絡した陣馬と九重。
そして志摩は羽野が行方不明で携帯にも繋がらず、おそらくエトリに捕まったと連絡が入り知ります。
怒り出す伊吹。PCの持ち主、澤部を追いかけ窓から飛び降りる伊吹と志摩。
エトリの居場所を言えと澤部を追求する伊吹。
成川は500万円をもらい、帰っていいと帰されます。エトリに見つかった羽野は、部屋の隅で怯えていました。
エトリは自分を裏切ったことも、大切な裏カジノを潰されたことも水に流すと羽野に伝えます。
羽野のことが気になった成川は、「あの人ほんとに詐欺師なんですか?あの人これから・・・」と行ったところで羽野が部屋から逃げ出してきました。
それを捉えたエトリは首を絞めて気絶させ、中に引きづり込みました。
それを見た成川は急いで逃げ出します。そして久住に電話をして「沈めるって言われました。助けて〜」と訴えますが
「それ俺に何のメリットがあるん?久住ってクズを見捨てるって意味やねん」
そう言われて電話は切れてしまいました。
無事に逮捕かと思われたが・・・
羽野の居場所を探す捜査員たち。暗くて寒くて沈められる場所と言っていたことを思い出し、志摩と桔梗は井戸ではないかと思いつきます。
羽野のGPSが途切れた場所と、待ち合わせのカフェ周辺の井戸を手当たり次第捜索していく捜査員たち。
井戸の中で羽野と成川は絶望の淵に立たされています。気を失いかける羽野を必死で支え、大声で助けを呼ぶ成川。
その声が伊吹の耳に届き2人を発見します。
羽野は成川にエトリの車のナンバーを桔梗に必ず伝えて。と伝言を依頼していました。
気絶していた羽野を引き上げ、必死に声をかける伊吹と志摩。うっすらと目を開ける羽野を見て、「間に合った!」と安堵します。
それを見届けるように沈んでいく成川・・・・ そこへ九重がスーツのまま入り成川を救い出します。
「よく頑張った・・・」と伝え、謝る成川。
そしてエトリが確保されたと無線で伝えられます。
救急車の中で羽野の手を握りしめる桔梗は、目を覚ました羽野に「エトリ捕まったよ!遅くなってごめん」と伝えます。
成川は両手を九重に差し出し、「嘘をついて麦さんを呼び出しました。ドーナツEPを売りました。他にも・・・」と話したところで、九重は「全部聞く」と伝えて連行していきます。
ホッとした志摩と伊吹の元へ、ドローンがやってきました。久住が操縦するドローンです。
ドローンをエトリを乗せた車を追いかけ、それに気づいた伊吹が「避けろ!!」と叫びますが間に合わず、ドローンが車体に突っ込み爆発してしまいました。
エトリは投げ出されてしまいます。
ドラマ『MIU404(ミュウ)』第10話のネタバレあらすじ
本当の黒幕は・・・
護送中の爆破により、エトリが死亡したとニュースになっています。
ナウチューバーREC(渡邊圭祐)がニュースを見ていると、爆破の真相というメールが届きました。
エトリの司法解剖の結果、目と鼻を整形手術をしていることが判明します。
数年前の殺人事件の犯人で、その犯人は自殺したとされていたのです。
エトリは誰かの指示を受けていたという情報もあり、黒幕がいるのだろうと第4機捜で話しています。
黒幕は久住(菅田将暉)ではないか・・・という予想になり、久住に会ったことのある成川(鈴鹿央士)に話を聞きます。
久住のオフィスへ行くと、そこでは薬をやっている若者であふれています。
みんな昨日から久住と連絡がつかないと話します。
第4機捜の危機
ナウチューバーRECがアップした動画には、エトリの名前をなぜ隠すのか?という内容のもので、羽野麦について、第4機捜についてなどでした。
伊吹藍(綾野剛)と志摩一未(星野源)はRECの元を訪れます。
RECに情報提供した人物の名前は嘘で、その情報も嘘であることが明らかになります。
ネットで羽野麦は詐欺師とされてしまったため、羽野を匿っているのが第4機捜隊長の気胸であることもネットで話題になります。
そして九重は父親の指示でキャリアに傷がつくのを恐れ機捜から外されてしまいました。
羽野と桔梗の息子を避難させようとすると、息子は母を1人にしたくないと泣いてしまい、志摩が桔梗を待つことになります。
桔梗が帰宅すると、機捜うどんを作って待っていた志摩。
2人でうどんを食べながら、桔梗はネットで顔で出世した、上司と寝て出世したと叩かれてることに涙します。
九重は飲みながら陣馬に父親の愚痴をこぼします。そんな九重をお前は俺たち兵隊とは違うんだ!と一喝します。
俺たちと違うことができる、それが俺たち兵隊を助けるんだ。と。
桔梗の家で飲みながら話す志摩。どう戦っていくのか悩む桔梗に
俺たちはいつも正しく精霊潔白でなければならない。と志摩は言います。
謎の男浜田
桔梗の家から出てきた志摩に対し、そうだったのか伊吹は聞きますが実際は泣きながら亡くなった旦那の写真に桔梗が話しかけ、そのまま寝てしまったのでした。
陣馬は久住が売っている薬は日本の工場で作られているのではないかと思いつき、成川の話から大田区の工場を探し始めます。
待機している志摩元に、RECから連絡が入ります。
情報源の浜田という人間と、警察とどちらが嘘をついているのか分からないので、志摩と伊吹のいる時に浜田を呼んで確かめたいと。
しかし浜田とは直接会えず、ネット回線を使って会話するだけのため、RECは警察が家に来ると嘘をついて通話出来るように依頼します。
浜田と通話が繋がります。警察は爆弾が警察が仕込んだものだというRECの情報の出どころを聞きに来ると伝えます。
浜田のことは話さないので情報の担保が欲しい、間違っていた場合、罪に問われるのは情報を流した自分だとRECが話すと
今頃気づいたんですか?と浜田を名乗る久住。
そこで志摩がメモを書いてRECに読ませます。
爆弾は浜田の情報の爆弾ではないと話しますが、それは間違いないとはっきり伝えます。
そこで犯人はやはり浜田を名乗る久住に間違いないだろうと、志摩は確信します。
そんな中、久住の元に工場から近所で検問があると連絡がが入ります。
RECと話している久住、実はカメラで志摩と伊吹がいることもお見通しでした。
会話中、後ろで出前が来ている声が聞こえ、久住がいるオフィスが判明して2人は向かいます。
すると久住は遠隔操作で都内12か所にある爆弾を爆破させ始めました。
同時テロ?!
同時テロとして都内は大騒ぎになります。
志摩と伊吹は久住の元へ行くか、爆破のあった病院へ行くか、悩んで病院に向かいました。
病院に着くと何も起こっていませんでした。
テロの通報も、ニュース速報も、すべて久住の虚偽だったのです。
またメロンパンの車にテロの犯人が乗ってるとネットで拡散され、2人がどのように移動しているのか久住にバレてしまいます。
薬の工場から出荷のトラックが出たところ、陣馬が前に立ちはだかりますが、トラックはスピードを緩めず走ってきます・・・・・・
ドラマ『MIU404(ミュウ)』最終回第11話のネタバレあらすじ
ドラマ『MIU404』視聴者期待の声















ドラマ『MIU404』1話〜全話視聴率
放送回 | 視聴率 |
---|---|
第1話(6月26日) | 13.1% |
第2話(7月3日) | 11.5% |
第3話(7月10日) | 10.6% |
第4話(7月17日) | 10.2% |
第5話(7月24日) | 12.5% |
第6話(7月31日) | 10.8% |
第7話(8月7日) | 12.4% |
第8話(8月14日) | 11.7% |
第9話(8月21日) | 11.5% |
第10話(8月28日) | % |
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